50周年記念行事に参加して〜斉藤 孝夫さん(4期)

2012年の冬、12月1日、ダウンコートを着込み、区役所近くの江戸川総合文化センターまでバスにゆられ「創立50周年記念式典」に参加いたしました。

昨日今日の厳寒東京の気温を考えると冬の入口でまだまだ良い気候だったのでした。

受付には同窓会からお手伝いとして参加している3期:加藤さん、5期:田口さんがお出迎え。
受付を済ますと式次第や記念誌の入った手提げを手にした生徒さんの案内で指定された席に着きました。
前前列の来賓席は埋まっているのですが同窓会の席は空席が目立ち少し寂しい。式典への参加は20名ほどだったようです。

式典は定刻に校長、来賓の挨拶で始まりました。50年の重みをお話するというよりは50年の区切りをご報告するといった印象でした。挨拶はそれ程長くはありませんでした。

休憩を挟んで後半は生徒たちによるアトラクションがはじまりました。まずは吹奏楽部が3曲演奏、人数としては小編成のバンドですがJAZZぽいアドリブを含めた演奏は十分楽しめました。「そばかす」では会場の拍手をもらいながらの演奏になり盛り上がりました。
続いてダンス部が女子のパート、男子のパート、総合パートの3部構成の演目を披露しました。人数も、内容も男子はちょっと女子に押され気味、頑張れ男子。

最後は演劇部による「卵かけご飯」です。アトラクションの時間内に「演劇?」短時間では寸劇になってしまうのではという心配をよそに若いカップルがお互いの違いを理解しそれを糧にしてゆくという物語を笑いを伴いながら表現していました。
よくこの時間で帳尻を合わせました(拍手)。

アトラクションの司会を担当した生徒さんの掛け合いも「良い間」で楽しかった。
式典はここまで。アトラクションの終了が式の終了でした。

吉田照美さん、大竹しのぶさんのビデオレターや風間俊介さんのお便りは祝賀会での披露となりました。残念です、生徒さんにもこの挨拶をご覧いただきたかったのに、特に吉田氏の挨拶は生徒さんを念頭に入れたお話でしたので。

祝賀会の開催は文化センターから徒歩15分ほどにあるグリーンパレスです。
案内を見てみますと170名キャパの会場に130名ほどの参加予定でしょうか?

開宴までは2時間ほどの余裕があります。小春日和となった道をゆっくり歩いても随分早く到着、そこで館内の喫茶店でコーヒーでも飲んで喉を潤そうと思い奥へ足をすすめるとお店の入口の席から同窓会ホームページを運営管理している24期の林さんに声を掛けられました。

そこでは合唱部OBの方々が準備をしていました。となりに座ってしばし雑談。現在、残念ながら高校に合唱部は無いとのこと、この祝賀会のアトラクションに2曲ほど歌う事等をお聞きしました。
楽譜の準備が終わると控え室に移動、発声練習が始まりました。

邪魔にならないように私は受付を済ませ席に着きました。
テーブルの配置は狭からず、広からず、丁度良い配置です。
開宴の時間がせまり席が埋まってみるとなんと先ほどの合唱部OBの方々が主のテーブルでした。

席のとなりは同じ4期:竹内さんでした。小岩高校OBが参加している「江戸川落語勉強会」を現在でも行っています。タワーホールや両国亭の発表会は楽しみにお伺いさせていただいています(席料:無料)。今年は江戸東京博物館の寄席での講演もあるようです。

祝賀会は同窓会19期:間中さんの司会で始まりました。
挨拶から鏡割り、乾杯。アトラクションの合唱は「翼をください」ほか2曲。何故か同じテーブルに座った縁だからと誘われ私も舞台上に。
歌のうまい方々の中で突然の参加、心地良いような居場所の無い様な不思議な気持ち。

その後はビデオレター。4期:吉田照美さん、11期:大竹しのぶさん、ともに高校時代の思い出をお話いただけました。
37期?風間俊介さんの心のこもった電報も紹介されました。
吉田さんのお話の中にはお世話になった井上先生、上川先生そして小野塚先生が出てくるのですが「ビデオレター」放映時に小野塚先生の姿が会場にはありませんでした、確か受付時には会場入口にいらっしゃったはずなのに?。喜んでいただけると楽しみにしていたのですが、残念。

アトラクションの最後は24期:吉野新さんの独唱です。
有名なオペラ歌手で同窓会周年行事の時も快く出演していただきました。

校歌と万歳三唱でお開きとなりました。
式典も祝賀会も少し淡白かなと感じましたがこれが今の小岩高校を表しているのかも。

いただいた記念誌は大変読みやすくしかも時系列や出来事の記載が豊富で良く出来ております。周年誌としては満点を差し上げたい。
機会がありましたら是非ご覧下さい。