至高の時間(とき)、宝箱の中で「繋がる」同窓生
同窓会設立50周年記念企画実行委員長 12期生 島田幸雄
平成26年3月26日の同窓会設立50周年企画実行委員会の第1回より毎月の議論を経ながら1年8ヶ月、平成27年11月1日(日)、待ちに待った記念式典が開催されました。
秋の長雨の谷間でしょうか、当日は爽やかに晴れ上がり、この日のため駆けつけてお祝い戴いた来賓の方々、バンドやコーラス等の出し物の準備・練習を積んで頂いた同窓生・式典に快く演目披露戴いた各界でご活躍の著名人の同窓生・準備のために時間を惜しまずご協力戴いた関係者・同窓生、本当に有難うございました。多くの皆様と同窓生で、至高の時間を過ごしました。
「同窓会のテーマは「繋がる」です。これから100年150年と繋がるための今日のこの1日を「宝箱」を開けたような楽しい会としましょう」とオープニングの挨拶とさせて戴きました。
【 都立小岩高校同窓会設立 50周年記念式典プログラム 】
1. | 開会挨拶 | 50周年企画実行委員長 | 島田幸雄(12期生) |
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2. | 開会宣言 | 小岩高校同窓会長 | 宇田川貞二(2期生) |
3. | 来賓挨拶 | 小岩高校学校長 | 山田芳嗣 |
4. | 乾杯音頭 | 小岩高校PTA会長 | 大城康典 |
会食開始 | |||
5. | アトラクション
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6. | 校歌斉唱 | ||
7. | 閉会の挨拶 | 小岩高校同窓会副会長 | 田口隆久(5期生) |
会食は立食パーティーでしたが、年配の方も多い中、ホテルの協力を得てたくさんの椅子も用意致しました。料理を堪能しながらじっくりと談笑される方、一緒に歌を口ずさむ方、アトラクションに歓声を上げる方、皆で楽しむことが出来ました。
今回のアトラクションのメインは「創立当時の小岩高校を語る」と題して、小生がコーデネーターとして質問形式で4人の先輩にお話を伺いました。
卒業されて50年の1期生の田中先輩には率直に今の喜びのお気持ちをお話し戴きました。2期生の町山先輩には、開校後も工事の時は先生や生徒も駆り出された事をお話し戴きました。3期生の加藤先輩には、「白鷺」が隣の「小岩湖」に群れていた学校の周りの様子をお話し戴きました。4期の竹内先輩には当時の制服の話など、それぞれに通学風景や修学旅行等様々な昔話やエピソードをご披露戴きました。
新小岩駅と小岩駅の間の「新駅(小岩高校駅?)構想」や小岩高校の校名も「東」高校となっていたかもしれない話題や、現在の小岩高校は素敵な新制服(49期生から)ですが、かつての旧校舎の屋上へ続く踊り場にあった傷は大学紛争に続く小岩高の高校紛争の証で制服自由化を勝ち取った(標準服へ)という伝説の信憑性は結局不明でしたが、50年という歴史の将に「伝統校」の仲間入りの実感を裏打ちするお話が随所にありました。参加した皆様も記念式典の最中や2次会・3次会(?)でそのことを実感できた事と思います。
O-jinzの皆様は普段はジャズのバンドですが、この日のために「ダイアナ」等の懐かしソングをリクエストさせて戴き、合唱部コーラスの楽曲や共演楽曲などは多くの方が、思わず口遊んでいました。
「楽ごれん」は演者も観客もお互いに楽しもうというネーミングです。2期生の澤木先輩には風亭ふ六として「湯屋番」本格落語をじっくりと演じて戴き、楽しむことができました。
オペラ歌手・プロデューサー・演出家・指揮者と視力障害を抱えながらもマルチに大活躍の24期生吉野新氏には圧倒的なスケールのオペラを独唱戴きました。
アトラクションの最後は、創立時よりご指導戴きました恩師の山崎和彦先生のお言葉で締めて戴き、有難うございました。
最後は校歌斉唱。私は新たな気持ちで、創立当初の小岩高校を想像しながら歌いましたが、先輩諸氏は当時を思い出し、歌詞を噛みしめながらの斉唱だったことでしょう。
白鷺の群乗せて吹く 風に潮の香をかげば 若き知性をささえ立つ
五体あふるる力あり ああ不滅の真理 常にわれを正す紫の旗進むとき 涌くよかちどきもろともに 剛くきびしく競いあう
心炎と燃ゆる見よ ああ不撓の気魄 常にわれを清むなつかしき名に河は逝き 富士も筑波ももやごもる 大地はるけきはての空
きょうも未来の幸に映ゆ ああ久遠の命 つげや小岩高校
閉会の挨拶は9期生の奥様・36期生のご子息をもつ将に「岩高ファミリー」である5期生の同窓会副会長田口先輩に戴きました。
4期生の吉田照美(フリーアナウンサー)・11期生の大竹しのぶ(女優)両先輩からの小岩高校へのメッセージDVDの紹介コーナーもありましたが、機械の調子が悪く当日は失礼を致しました。リニューアルをした同窓会HPにアップしていますので是非ともご覧ください。
卓越した司会力で盛り上げて戴いた司会の小林優季子様、式典の驚くほど沢山の写真を撮影戴いた42期生の梅澤遼様、有難うございます。
記念写真撮影としてステージ上で全体集合。同窓会設立50周年記念式典へ参加されたおひとりおひとり思い出に残る「宝箱」を開けたような至高の