2016年に向けて

2016年に向けて

小岩高校同窓会長
宇田川 貞二

 2016年初頭にあたり、同窓会の発展と学校の繁栄を願い、ここに所信を表明したいと思います。昨年、設立50周年記念式典を開催し、いよいよ小岩高校も伝統校の仲間入りを果たしたのかと、思いを新たにいたしました。小岩高校は、都立校の中でも人気校となっており、毎年入学希望者が増加の一途をたどっています。

 同窓会も、母校のために今までも活躍する部活動に、僅かではありますが協賛金を寄付してその活動を援助してきました。又、毎年学校行事として行われている『合唱祭』に記念品を贈呈、卒業生にも記念品を贈呈してきました。これからも母校の為に、できる限りの協力をしていきたいと思っています。

 然し、同窓会の行事は毎年1回の会報「白鷺」を制作し、皆さんに送る事だけです。既に1万8千人を超える同窓生に対して、会報を制作する事だけで大きな予算を消化する事になっています。私達理事会は、このホームページを通じてのコミュニケーションを取る事で経費削減を図り、より密な関係を築きたいと思っているのですが、そうするにはネット環境が身近である事が必要です。半世紀を超える年齢差は、持つ人と持たない人で全くコミュニケーションが取れないリスクを孕んでいます。

 幸い、この文章を読む人たちは、ネット環境が整っている人たちといえるでしょう。同窓会は、今年をネット環境元年と捉え、徐々にネットによる同窓生同士の情報拠点としていきたいと思っています。2016年初頭のご挨拶といたします。