「6期生有志の会」開催報告

 3月4日(土)夜に、「6期生有志の会」と題して、懇親会を錦糸町駅に近い、とある居酒屋で開催いたしました。
 6期生の集まりは、卒業以来今回が通算で4回目ですが、会を重ねるたびに、これは仕方ないことですが、物故者が増えて、悲しい気持ちとともに、何とも複雑な思いにかられます。
 参加者は男女合わせて20数名でしたが、卒業後数十年ぶりに顔を合わせた面々もいて、クラスこそ異なるものの、久しぶりに会う同期生の情報交換の場となり、大いに盛り上がりました。

 1971年(昭和46年)3月に小岩高校を卒業した我々も、今年で65歳となり、世間で言われるところの「初期高齢者」となるようですが、定年後もまだまだ元気に働いている者がほとんどで、改めて今日の日本の「超少子高齢社会化」の進む現実を垣間見て、驚きを新たにした次第です。
 「労働する」ということは、人間の人生においてどういうことを意味するのか? この歳になって、AI(人工頭脳)技術がヒタヒタと押し寄せてきている今こそ改めて自問します。私もまだ働いている一人ですが、定年退職後のあまりにも少ない公的年金の現状を前にしては、どうしても働かざるを得ないというのが本音ではないでしょうか? もちろん、生きがいとか、社会との接点を定年後も維持していくべきという一種の「大義名分」、建前も大切なポイントですが....。

 来年2018年は6期生が入学して同じ校舎で3年間という同じ時間を共有してから50年ということになりますが、一人ひとりの人生におけるこの出会いの「縁」というものをこれからも大切にして、次回の同期会開催へと結び付けられたらと考えています。
 最後に、今回のセッティングに対し労を取ってくれた幹事の唐笠さん(7組)にこの場を借りて、深く感謝致します。どうもありがとうございました。

 2017年3月  2組 内山・記